振り返ると、2006年秋頃にJARIBUの原型となるスタジオセッションを始めて、今年でもう丸10年ちょい。
この10年間は本当に本当に色々ありました。
僕の音楽人生の中でも最も濃厚な時間をJARIBUで過ごしてきたと思ってます。
10年前、アフロビートという少なくても日本ではまだ未開な音楽にチャレンジし始め、バンドとしては海の物とも山の物とも知れない所謂「ド新人バンド」からスタートしたのにも関わらず、2009年、2014年のFujiRock出演をはじめ、日本各地の様々な野外フェスやイベントに呼んで頂きました。そして昨年のヨーロッパツアー、一昨年の韓国ライブ、アルバムも1st、3rdはドイツTrampからリリースしてもらったり海外での活動もさせてもらいました。
それも、素晴らしいバンド、アーティスト、素敵なミュージシャンやDJ、熱いイベントオーガナイザーや色々な形で献身的に音楽に携わっている方達と関わる事ができたおかげだと思っております。
そしてそういった方達と僕が関わる事ができたのはJARIBUのおかげです。
本当に素晴らしい経験をさせてもらいました。
このバンドが無かったら今の自分は無い、と言えると思います。
僕にとってJARIBUはこの10年間本当に大事な大事な場所でした。
そんな僕にとって特別なバンドを10年という節目で去る事にしました。
理由は、、、色々とあるのですが、僕の気持ちの問題が大きいです。
敢えて言うと僕のリーダーシップの問題につきるかな、と思ってます。
僕なりに悩みに悩み抜いた結果、自分にとってもバンドにとってもこれが最善の選択だと思っています。
今後もバンドも僕も頑張ってやってきます。
そして、この場をお借りして、今までJARIBUに助力して頂いた皆様、本当にありがとうございました。
そして、今後ともよろしくお願い致します!
K-BOSS
久保 祐一朗