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jaribu afrobeat arkestraの新作が完成した。
JARIBU と題された今作は、まさに挑戦と言う名に相応しい、
彼らの並々ならぬ決意が伝わってくる作品に仕上がっている。
アフロビートというカテゴリーの解釈と、葛藤のなかで生まれたその音は時にベーシック、時に革新的、攻撃的であって平和的。
なにより魂を揺さぶるビートがここにはある。
フェラクティが残した偉大なる音楽アフロビートは彼の死後も衰えることなく様々な形で進化し続けている。
しかしアフロビートの未来は多難であるかもしれない。まだまだ未開の音楽である。
このアルバムは、彼らの挑戦がアフロビートの未来を切り開くということを証明している言っても過言ではないだろう。
OSADASADAO (CosaNostra,In the JungleGroove)
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JariBuとはもう長い仲になりますが、今作を聴いて正直ビビりました。
驚いたのもありますが、それよりもビビッときたんですね。ビビッ!
アフロを真摯に追求するJariBuならではのダンサビリティはそのままに、今作は身体から感情にまで揺さぶりをかけてくる演奏と構成。
否が応でも耳が反応せざるを得ません。
これほどに"聴ける"アフロを、作品性の高いダンスミュージックを、俺は他に知らない。
この作品性の高さこそ、JariBuがその活動を通して勝ち得た新しい魅力なんだと思います。
だからこそ朗らかに響くこのサウンドに俺はビビッときているのです。
mmk mzo(Mountain Mocha Kilimanjaro)
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2枚使いしやすいフィルから始まるオープンブレイク。
エッジの効いた鳴りのオルガン。大好きな歪みを奏でるファズギター。
僕がDJで使う曲は"One By One"!!!
YOSUKE TOMINAGA (CHAMP / KAY-DEE RECORDS)
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兎にも角にもアフロビートへの愛を感じるアルバム。漆黒のグルーヴと至極のサウンド!!なんて言葉より、これを聴いてワクワクした貴方には、現場で体験することをお薦めします。
CrossYou (RIDDIMATES / REGGAELATION INDEPENDANCE)
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前作から2年経った今、3作目となるジャリブの音に耳を澄ますと、より深いビート感を味わうことができた。
それは総称としてのアフロビートではなくて、日本の私たちのビート。たくさんのオーディエンスを前にJAM系パーティや自主イベントを活発に行う、現場に熱心な彼らの音だ。今作は、より音色にこだわった1.2曲目のパーティチューンから、3.4曲目の深みを増したミディアムナンバー、5曲目の壮絶なバリトンサックスソロなど、聞き逃せない楽曲が目白押し。フロアを湧かせるステージがもうすぐそこに見える。
大塚 広子(CHAMP)
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「クールだけど情熱的」・「土着的だけどアーバン」なこの67分間には、
彼らの「人間臭さ」しか詰まっていないのでした。
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